読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

古屋兎丸氏作品にハマりまくった ゴールデンウイーク2016

f:id:mmmmmmm7:20160506022557j:plain今週のお題ゴールデンウィーク2016」


弊社はカレンダー通りの休みなので明日も出勤ですがまあ1日だけ出ればいいので、と悪態ついて夜更かししてます。ああ、朝になったら会社溶けないかしら。


GWは趣味を充実させたり日帰り旅行へ行ったりと、まあそれなりに楽しく過ごしました。

ですが!GWで一番時間を使ったのは古屋兎丸先生ワールドにどっぷりと浸かってしまったということですかね(笑)


古屋兎丸先生の作品は全体的に暗くて、アングラな雰囲気を持ち、かつ耽美な画風、人がまあボンボンとよく死ぬ、グロテスクな描写、BL的要素、少年愛、とまあこんな特徴がありますが、私がGWにハマった帝一の國という作品は、ジャンプスクエアで連載されていたということもあり、古屋兎丸先生作品の中でもかなりマイルドで、激しい暴力描写もなく、コメディ的要素が強いです。

ですのでグロテスクな描写が苦手な私にはとても読みやすく、楽しめました。ジャンプにぴったりな作品になっていて安心しました。古屋先生凄いなあ。



あらすじなのですが、名門である海帝高校に入学した赤場帝一(名前の由来が海帝の一番というのもなんだかおかしくて笑ってしまう)が生徒会長を目指すという単純なストーリーなのですが、まあまあこれがアングラな雰囲気を持ちながらもジャンプ漫画にありがちな!!大切な仲間!!!的な奴らもちゃんと居て、それがまた面白おかしいのですよ。

舞台は昭和(戦後かな、白黒テレビだった)で、学生運動とかが盛んだった時期が連想されます。私、この時代の学校モノにまー弱くてですね、コクリコ坂なんかも何回見たかわかりません。学生の思想が激しい時代ですよね。だからいろいろ激化したんだろうけど。校内新聞とかガリ版とかたまらない。


生徒会長を目指すといってもですね、まあこの海帝高校は超名門校故にまあ根から腐ってるといいますか、腐敗政治なんですよ笑

生徒会長になると東大への推薦が貰えて、国会にも海帝枠があって、まあそうなると海帝の子を持つ親も大変で我が子を生徒会長にする為寄付金を渡すのなんて当たり前、なんですね。


ここで帝一がクリーンな心の持ち主で正しい正義感を持ち、寄付金などを使わず、一般家庭で育ち海帝に入学して「俺がこの学校を変えてやる!!」なんて展開だったらしいまあどれほどジャンプらしかったのでしょうね(笑)

古屋先生の流石だなぁというところはまあこの帝一という男は優秀なようで汚い手を平気で使い(笑)また性格もなかなかに歪んでいて(笑)物凄い野心家で自意識過剰で挙げ句の果てにはハートは脆いというどうしようもないヤツです。

しかしまあなかなかに憎めないヤツでして、なんやかんで愛着が湧き結局は応援したくなる主人公になるわけです。はー古屋先生あっぱれだ。


それとは対象に大鷹というライバルが帝一の目の前に現れるのですがまーこいつがいいヤツでいいヤツで(笑)

貧乏な家庭で育ちながらも優秀で、人情深いヤツで、クリーンな心の持ち主で、海帝のやり方にいろいろ疑問を持つヤツです。そして海帝を変えようと決心します。はぁなんて、かっこいいやつなんだ。そんな帝一はいちいち大鷹に嫉妬します。

自分が大鷹に敵わないとわかっていながらも帝一はとてもプライドが高いのでなかなか認めません(笑)いちいち敵対視します。はあもう帝一可愛いよ。。


とまあこの二人の他にも帝一を隣で帝一を支え続ける非常に頭の切れる伴侶である光明(猫好き、帝一のことが大好き、丸文字)とか帝一のガールフレンド美美子(後に三角関係へ)とか氷室先輩(とりあえずインパクトが凄い、ヒムローランド)とか個性の強すぎるキャラクターが続々と登場するわけです。

その中でも私のお気に入りは帝一のお父さん。30年前、帝一と同じ海帝高校の生徒会長選挙に出馬し、一票差で落選、その無念を晴らすためにも帝一を応援し、支えます。

帝一の行動をきちんと信じてあげる素敵なお父様です。自分の子の行動を信じてあげる親御さんは素敵です、それはとても勇気の要る行動だと思いますが。帝一のお父様の場合はいろいろおかしいんですけどね!(笑)


この物語の見所はなんといってもすごくくだらないことにも一つ一つ会長への道筋だと考え、時には悪知恵も働かせながらも!全力投球で挑む帝一の姿、そしてそんな帝一を見て変わって行く人たち、しかし帝一は脆いハートの持ち主なのですぐにぽきっと心が…あーこれ以上言うとネタバレになりますね!!

本当に面白い作品なので是非読んでみてください!

2017年に実写化も決まっています、主演は今乗りに乗っている菅田将暉さん。楽しみだなあ。


この作品を楽しめた理由は個人的にいろいろあるんですけど、まず学生運動の時代のなんともいえない退廃的で暴力的な雰囲気が大好きだった、あとはこの耽美な絵柄ですね、少女椿とか好きな人にはたまらんでしょう、楳図かずお丸尾末広好きな人はようこそです。そしてカ◯ト宗教の描写が途中であるのですがそれもたまらんかった、園子温監督愛のむきだしとかが好きな人はドンピシャでしょう。人が洗脳される様子って怖いんですけど興味を持ってしまいます。

全てが私のツボだったわけです。ありがとう帝一、ありがとう古屋兎丸先生。

ライチ☆光クラブも大好きな作品です!!!!さあて、寝ますか。